大川のカタチにするチカラ

施工・納品事例

実際の物件や空間に
納品・施工された大川の家具・木工をご紹介
実例から次のヒントをみつけてください

福岡市 新築タワーマンション

住宅・リフォーム

新築タワーマンションに大川TATEGUMIメンバーによる新開発の木製建具をインストール。

地上32階の眺望を楽しみながら、内障子「引々戸」を閉じると静謐で落ち着いた環境で過ごすことができる。また紐蝶番の技術を活用した折戸のようなスクリーンは緩やかにダイニングとリビングを仕切る。その他の主要な建具や照明器具にも、大川の職技が生かされている。

極限まで薄くした太鼓襖を割り付けて通常は半分しか開かない内障子を四分の三開くようにした「引々戸」をコーナーに採用することで開放感と落ち着いた空間を両立している。

古来から屏風などに使われてきた紐蝶番の技術を応用して、ダイニングとリビングを緩やかに開閉する格子と組子の軽やかなスクリーン。閉じつつ透ける、気配を感じる仕切りであるとともに、住戸全体を全館輻射式空調としているため、熱環境を均一化することにも寄与している。

雪見障子の手法を活用した縦型の引々戸。通常は二分の一開放のところ、三分の二が開放でき、椅子着座の際の目線の高さでも外の景色を楽しめる。

玄関と廊下をつなぐ引戸。防腐消臭効果のある樟の突板を使った面材に組子を導入。玄関を華やかにし、光や空気を循環させる。

和室の襖。渋みのある真紅の襖紙により、空間のアクセントとして明るくしている。

キッチンの収納もオリジナルのオーダーメイド。木製の引き違い戸はもちろんのこと、内部の可動棚まで空間と寸法に合わせて製作。

組子の技術を応用したオリジナルの和紙照明。麻の葉柄をモチーフにしたフレームが、天井面に柔らかで特徴のある光と影をつくり出す。

掲載商品の制作